2022年4月23日土曜日

第二級陸上特殊無線技士(二陸特)のCBT試験を受けてきた

 二陸特のCBTを受ける必要が生じたので試験を受けてきました.

都内だと試験会場はいくらでもあるので, 場所については割愛します.

試験は60分ですが, 設問ごとに選択肢のボタンをクリックして終わりなので, 一般人程度の知性があれば5分もかからないはずです.

私の場合は, 開始から3分程度で終わったので, 念のため試験官を呼んで「終わったけど出てってよろしい?」と尋ねたら結果を印刷したら出ていってよいとのことだったので, 5分程度で退出することになりました.

ちなみに印刷というのは先程の画像のことで, 最後の画面まで行くと印刷ボタンが表示されます. ここはちょっと不親切なUXだと思いました.

ちなみに, 二陸特の試験は120点満点(ただし無線工学60点満点・法規60点満点のうちそれぞれ66.7%以上すなわち12問中8問を取ることが必要.)のうち110点を取ったので, 合格が確定しました. 

さすがにこれを落としたらもう理系出身どころか人間を名乗れないと思いました. 2問落としたけど.


※参考までに教材や学習時間について述べておきます.

教材は「二陸特 過去問」などと検索すると過去問と解答のpdfを掲示しているページがあるのでそれを参考にしつつ, 

法規でわからないことがあったら https://elaws.e-gov.go.jp/ の全文検索(デフォルトでは「法令名のみ」になっています)を使って調べてください.

参考書はどう考えても不要です.

学習時間は3時間もあれば十分です. 満点を目指す必要は全くありません.

2022年4月17日日曜日

SUNMI V1sがfastbootで固まったときの対処法

 LINE PAY端末兼ツイート印刷機として有名なSUNMI V1sをいじっていたところ, fastbootモードを選択した時点で端末が固まるという事象に遭遇しました.

このような事象に対する典型的な解決策は電源キーの長押しですが, 本機種には無効です.

そこで, より強引に, 電源を遮断することで, ハードウェア・ソフトウェアともに損害を与えることなく通常状態に復帰する手法を発見しました.

その手法とは, バッテリーのケーブル端子を引き抜くという手法です.

SUNMI V1sのバッテリー・SIMスロットカバーは, とても合理化された設計で, バッテリーとカバーの間にゴムを挿入することで, ややカバーの上記画像①付近を押した状態で, ①付近を右側に引っ張ることでカバーが外れるという挙動を極めて安価に実現しています.

非常に優秀な設計だと思います.

カバーが外れたのち, ②のコネクタを指の爪などで引き上げます.

全体を外す必要はありません.

外したコネクタは, V1sの画面が消灯したことを確認したのちに戻してください.

以上です.

※常識なので書かなかったのですが, カバーのネジは硬貨などで回せます.

2022年4月12日火曜日

Certutilで大きなファイルのMD5ハッシュ値を生成する

電子データのフォレンジックには,Windows標準搭載のCertutilによるハッシュ値の計算が欠かせません.

Windows 11 環境では,対象ファイルを右クリックし,「パスをコピー(A)」でパスをクリップボードに取得してから「Windowsキー+Rキー」を押して「ファイル名を指定して実行」を呼び出し,「cmd」と入力して「コマンドプロンプト」を呼び出し,「certutil -hashfile "E:\サンプル.拡張子" MD5」と入力し実行することで,MD5ハッシュを生成することができます.

OBS Studioなどの画面録画ツールで実行時の記録を取ってもよいと思います(普通はそこまでしなくてもいいと思いますが).


--追記--

楽に実行できるツール(バッチファイル)を作成しました. 

https://drive.google.com/file/d/1tSKIVIj3gzzNMwMfTHh6Q1mmTDg6Xabq/view?usp=sharing (v1.0.2)


もはやいちいちコマンドを手で入力する必要はありません.

usagi.batをダウンロードして,usagi.batのアイコンにMD5を取得したいファイルをドラッグ&ドロップするだけ!

権限も不要なので安全です!元のファイルが変更される危険もありません!

※usagi.batをクリックしても動きません. usagi.batのアイコン上に対象ファイルをD&Dするだけで動きます.