2022年4月12日火曜日

Certutilで大きなファイルのMD5ハッシュ値を生成する

電子データのフォレンジックには,Windows標準搭載のCertutilによるハッシュ値の計算が欠かせません.

Windows 11 環境では,対象ファイルを右クリックし,「パスをコピー(A)」でパスをクリップボードに取得してから「Windowsキー+Rキー」を押して「ファイル名を指定して実行」を呼び出し,「cmd」と入力して「コマンドプロンプト」を呼び出し,「certutil -hashfile "E:\サンプル.拡張子" MD5」と入力し実行することで,MD5ハッシュを生成することができます.

OBS Studioなどの画面録画ツールで実行時の記録を取ってもよいと思います(普通はそこまでしなくてもいいと思いますが).


--追記--

楽に実行できるツール(バッチファイル)を作成しました. 

https://drive.google.com/file/d/1tSKIVIj3gzzNMwMfTHh6Q1mmTDg6Xabq/view?usp=sharing (v1.0.2)


もはやいちいちコマンドを手で入力する必要はありません.

usagi.batをダウンロードして,usagi.batのアイコンにMD5を取得したいファイルをドラッグ&ドロップするだけ!

権限も不要なので安全です!元のファイルが変更される危険もありません!

※usagi.batをクリックしても動きません. usagi.batのアイコン上に対象ファイルをD&Dするだけで動きます.




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