2016年8月7日日曜日

中華UHCフィルタを使ってみた

UHCフィルタとは, 405-500nm, 625-670nm, 760nm, 870nm, 950nm, 1.35um-1.40umを選択的に透過する光学フィルタです.
これを用いることで街の光の影響を限りなく抑え, 都市部でも鮮明に星空を撮影できるのです.
私はたまたま中国の某サイトで非常に安いものを見つけ購入することができました.

買ったのは1.25インチのもので, 分解したところガラスはφ25mmで蒸着面はおよそφ22mmでした.


水銀灯に対する効果は絶大で(後の記事[酒匂川花火]に記載あり), センサへの入射光を大幅にカットできます.

とりあえず使ってみました.
撮影は神奈川県川崎市の某所で, 光害マップでは赤色に塗られているようなところです.






さすがに天の川は見えないものの, 肉眼と比べれば圧倒的に星が見えるといえるでしょう.




今度は丹沢湖とかで撮りたいですね.

ここまでの撮影はすべて SONY NEX-6 + Canon 50mm F1.8 STMでした.
ちなみにマウントアダプタはCommlite社(中国かどっか)製の電子接点付きです.
今回のフィルタは価格こそ2600円程度でしたが到着までおよそ20日掛かりました.
同等品を日本で買いたいという方には下の商品がオススメです.

AstroStreet UHC/LPR フィルター 1.25インチ 31.7mm アメリカンサイズ 【国内正規品】

もしくは

  Zhumell SkyWatcer UHC/LPR フィルター 2インチ(50.8mm)フィルタネジ用 M48 【並行輸入品】


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